横濱タウン新聞
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 矯正歯科相談室 前田矯正歯科 

前田院長

診療時間 10:00~12:30、14:00~18:00
土曜日10:00~13:00、14:30~18:00(第2日曜は9:00~12:00)
休診日 火曜午前・金曜午前・木曜・日曜(第2日曜を除く)


港南区港南台4-23-27 045-831-7546  第2荒井ビル2-D
矯正歯科 http://www.maeda-clinic.or.jp/

悪い咬み合わせ その4「上顎前突」 「学校健診で不正咬合を指摘されたら」
「スポーツ選手と歯並び」
「癖や姿勢と不正咬合」 「顔の歪みと歯並び」

  「インプラント矯正」


「インプラント矯正」について

矯正歯科の治療においては、歯を動かすための固定源の設定が重要な要素です。今までは、動きにくい仕掛けを作り、それを固定源として動かしたい歯を動かす、という方法が取られてきました。上顎左右の奥歯を連結するとか、ヘッドギアで歯を後ろに押すということが代表的な例です。しかし、これらの方法は、患者さん自身の協力に依存する面があり、治療結果の確実性に欠けていました。また、従来の固定源設定では不十分な場合もありました。
そこで出てきたのが「インプラント矯正」という術式です。「インプラント」と呼ばれる板状あるいはネジ状の金属を骨に固定し、歯を動かすための固定源として使う方法です。骨に固定された金属が不動の固定源となるため、ヘッドギア不要、骨切りによる外科矯正が不要になる場合もでてくるなど、利用価値の高い治療法です。しかし、ある程度外科的侵襲を伴いますし、安定した結果を得るには、炎症を起こさないようにする必要があり、まだクリアーしなければならない条件がいくつか存在していることも事実です。今後、術式をさらに改良をしてゆく必要がありそうです。

 「咬み合わせ」


「咬み合わせ」について

歯科治療の目的は「良い咬み合わせ」を回復することですが、そもそも「良い咬み合わせ」とはどのようなものなのでしょう。 第一は、食物を噛んで消化しやすい状態にして胃に送り込むことが十分できる、ということです。前歯で食べ物を噛み切り、臼歯ですりつぶし、飲み込む、という一連の動作が十分かつスムースに行われるためには、歯は綺麗に並んでいた方が、上下きちんと合いますから、都合がよいわけです。凸凹の歯並びでは、咬み合う歯が少なくなっています。臼歯ですりつぶす時、下顎を前後左右に動かしますが、それを邪魔する位置に歯があると、すりつぶす運動の能率が悪くなったり、歯の支持組織や顎関節に負担を強いることになります。また、口の中の食物の移動には、舌や口の周りの筋肉が関与しています。下顎を動かしている筋肉も含め、筋肉とそれを動かす神経が、協調してスムースに働くことも良い咬み合わせには必要です。 第二には、歯や歯肉、歯槽骨などの歯周組織だけではなく、口の周りの筋肉や関節を痛めるような無理な力が掛からない、ということが必要です。

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 「咬み合わせ」 その2

 

「咬み合わせ」について その2

良くない咬み合わせには、見た目の問題、機能の問題、将来的な機能の問題があります。凸凹の歯並び(正式には叢生)や出っ歯(上顎前突)、受け口(反対咬合)など、見た目が気になる不正咬合があります。

一方、うまく噛めない、噛むと歯や歯茎を痛めるという機能上問題がある咬み合わせに、開咬、過蓋咬合、交叉咬合、外傷性咬合があります。
(※詳細は、次回以降に解説します)

人には適応能力があるので、他の疾患と同様、理想的な状態ではなくとも、すぐに問題が生じるとは限りません。健康者と非健康者の間のグレーゾーンにいる人は、ストレスの掛かっている状態に適応できていれば症状は出ませんが、親知らずが生えてきて奥歯の咬み合わせが変わったり、歯周病で歯がぐらぐらしてきたり、増齢による変化も含め、状況が変化すると非健康者の方に入ってしまうわけです。多くの人はこのグレーゾーンにいると思いますが、そのレベルが問題ですから、専門家の診察を受け、ご自分で状況を把握しておくことが肝要です。

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 「悪い咬み合わせ」その1「開咬」


「悪い咬み合わせ」その1「開咬」

正しい咬み合わせができない、機能的な問題を持った状態の一つに「開咬」があります。これは、臼歯をかみ合わせているのに上下の前歯の間に隙間があって、咬み合っていない状態です。まれに、小臼歯が咬み合っていない場合もあります。

いずれも咬み合っていない歯は機能しないので、ものを咬み切る機能が損なわれます。息がもれるので、発音に支障が出ます。また、損なわれた機能を、主に臼歯が肩代わりしますので、負担加重により、咬耗(すり減り)が進んだり、動揺が生じて、寿命が短くなる歯も出てきます。 原因には、顔面骨格の不正による場合もありますが、指しゃぶり、舌の前方突出癖、長期にわたる鼻づまりによる口呼吸など、筋肉、軟組織が関与する場合も多く、難しい治療と考えられています。

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「悪い咬み合わせ」 その2「交叉咬合」


「悪い咬み合わせ」 その2「交叉咬合」

機能的に問題があり、早く治した方がよいとされる咬み合わせの一つが、「交叉咬合」です。臼歯(奥歯)の片側が反対の咬み合わせ(上の歯が下の歯より内側に咬む)になっていて、正中線(前歯の中央の線)が上下でずれています。放置すると、片側が良く咬めなかったり、下顔面が歪んでしまうので、成長期のうちに治療した方がよい不正咬合です。

原因は、上下歯列の幅の不調和、特に上顎歯列の幅が狭い場合が多いようです。咬み癖や、頬杖による下顎の変位が原因になる場合もあります。治療は、上下歯列の幅を調和させ、場合によっては、下顎の位置を中央に誘導して、左右対称の歯列、咬み合わせに持ってゆきます。
奥歯なので見つけにくい症状ですが、前歯の正中線のずれに注目し、早期発見をしていただきたいと思います。

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「悪い咬み合わせ」その3「反対咬合」


「悪い咬み合わせ」その3「反対咬合」

機能的に問題があり、早く治した方がよいとされる咬み合わせに「反対咬合」があります。
下顎の前歯が上顎の前歯より前に出てしまう咬み合わせで、「受け口」とも言われる不正咬合です。前歯で物が咬みにくい、下顎前歯に無理な力が掛かり動揺を生じる場合がある、不明瞭な発音になる場合がある、下唇や下顎が突出した顔貌になるという症状を伴います。

成長期には下顎の成長とともに症状が悪化するので、治療に長期間を要することも多く、治療時期の設定に苦労する不正咬合の一つです。軽度の場合は、前歯を少し動かしたり、下顎の位置を少し変えることで症状は改善しますが、重症の場合は抜歯したり、外科手術も併用しないと治らない場合もあります。舌の位置や運動様式に問題があり、それが原因になることも多いので、その場合は、舌の機能訓練も行う方がよいでしょう。

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「悪い咬み合わせ」その4「上顎前突」


「悪い咬み合わせ」その4「上顎前突」

機能的に問題があり、早く治した方がよいとされる咬み合わせに「反対咬合」があります。下顎の前歯が上顎の前歯より前に出てしまう咬み合わせで、「受け口」とも言われる不正咬合です。前歯で物が咬みにくい、下顎前歯に無理な力が掛かり動揺を生じる場合がある、不明瞭な発音になる場合がある、下唇や下顎が突出した顔貌になるという症状を伴います。 成長期には下顎の成長とともに症状が悪化するので、治療に長期間を要することも多く、治療時期の設定に苦労する不正咬合の一つです。

軽度の場合は、前歯を少し動かしたり、下顎の位置を少し変えることで症状は改善しますが、重症の場合は抜歯したり、外科手術も併用しないと治らない場合もあります。舌の位置や運動様式に問題があり、それが原因になることも多いので、その場合は、舌の機能訓練も行う方がよいでしょう。

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 「学校健診で不正咬合を指摘されたら」

 

「学校健診で不正咬合を指摘されたら」

平成七年度から小中学校の歯科健診で不正咬合と顎関節異常が健診項目に加わりましたが、そこで指摘される不正咬合は、一定の基準を超える比較的重症のものです。児童生徒の心身の健康に影響を及ぼす可能性のある不正咬合をピックアップし、教育的見地から、歯科保健の指導に役立てることを目的としています。

前回解説しましたように、早期治療は有効と考えられますので、小学校低学年から、成長を利用した予防的矯正治療をすることが理想的でしょう。
残念ながら現状では、矯正歯科の治療は一部を除いて保険の対象ではありませんから、学校健診で指摘されても実際に治療するか否かは、経済的負担も考慮に入れた総合的判断によることになります。

ただこの機会に、矯正歯科を専門にするドクターに詳しく診てもらい、現状と問題点の説明をしてもらうことは有意義なことだと思います。

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 「鼻づまりと開咬」

 

「鼻づまりと開咬」

開咬とは、歯を咬み合わせた時一部が咬み合わず離れている状態を言います。前歯に出ることが多いですが、横の歯に生じる場合や、最後方以外全部が開咬の場合もあります。開咬を引き起こす最も大きな原因に「鼻づまり」などの鼻気道障害が挙げられます。鼻炎や扁桃肥大により鼻気道が狭まると、呼吸を確保する為に口呼吸を強いられます。本来口の中の天井に接している舌は下降し前方に転位、口は常時開いてしまいます。その結果下顎骨は後下方に転位し、縦長の顔になる傾向があります。

それに対応して臼歯が伸び出し、前歯は開咬になります。また上顎臼歯部の内側から舌の圧が掛からないので、上顎歯列が狭まり上下の歯列幅不調和をきたし、咬合不安定、臼歯部反対咬合などを招きます。上顎歯列の叢生(八重歯、乱杭歯)を生じることもあります。

根本治療は鼻気道障害を除去することですが、十歳以前に行うと術後の安定性がよいと言われています。耳鼻科的な治療の後、矯正歯科の治療をするのが理想的で、歯の移動の他、舌や口唇のトレーニングを併用します。

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 「矯正治療は予防治療」

 

「矯正治療は予防治療」

不正咬合による障害は、見た目の問題のほか、機能的な問題として咀嚼や嚥下(ものを飲み込むこと)、発音に関する障害があります。それらは放置しておくと後年悪化し、重篤な症状を呈することもあります。また、歯並びが悪いと、歯茎の病気や虫歯になりやすく、これも年令が進むと歯を失う原因になります。これらの問題を未然に防ぐのが矯正歯科治療の役割です。虫歯になってから、歯周病になってから、歯がなくなってから治療する医療とは少し種類の違う、予防的な医療と言えます。

永久歯が抜けてしまった場合、歯にかかる力のバランスがくずれ、残った歯に無理な力がかかりますので、歯は移動してしまいます。奥歯を数本失うと咬み合わせが低くなり、前歯が前に出っ張ってくるのは、しばしば見受けられる現象です。奥歯の咬み合わせをしっかり回復させた上で、前歯を矯正する必要があります。

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 「矯正歯科治療のための抜歯」

 

「矯正歯科治療のための抜歯」

歯を並べる為のスペースをつくるために、健康な永久歯を抜く場合もあります。虫歯でもない健康な歯を抜くことには、誰でも抵抗があるものです。矯正歯科医もできれば歯を抜かずに不正咬合を治したいと考えています。しかし顎が小さかったり、顎に比べて歯が大きかったりすると、歯を綺麗に並べることができません。そのためのスペースを作るのが抜歯という手段です。どの歯を何本抜くかは、それぞれの状況によって異なりますが、咀嚼に最も影響の少ないと考えられている歯(多くは小臼歯)を上下左右一本ずつ、計四本抜くことが多いのです。

とは言え小学校低学年から治療を始めると顎の成長発育を利用し歯列を拡大できるので、抜歯を回避できる可能性が増えます。ただし下顎をどれだけ拡大できるかは個人差があり、早期治療をしたとしても、抜歯治療になる場合もあり得ます。大切なのは、歯を抜く抜かないではなく、どうしたら将来においても安定した良い咬み合わせや歯並びを維持することができるかなのです。

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「スポーツ選手と歯並び」

 

「スポーツ選手と歯並び」

サッカーのJリーグのリカルジーニョ選手、プロ野球ヤクルトスワローズの青木選手は、矯正装置を付けてプレーしています。(青木選手はクリアーブラケットなのでわかりにくいかもしれませんが)スポーツ界で優秀な成績を残した選手は、総じてきれいな歯並びをしています。八重歯の選手、受け口、出っ歯の選手はまれです。

歯や口には、食物摂取機能、発音機能に加えて、体のバランス保持機能があり、これが運動能力に大いに影響します。

しっかり歯を咬み合わせることで下顎が固定され、頭位が安定します。すると頭につながる首、背骨、脚の位置も定まり、姿勢が安定するのです。

スポーツ選手の噛みしめる力を測定したところ、柔道、レスリングの選手は一般の人の一・五倍、重量挙げ、ハンドボールの選手が二倍、ボート、ライフル射撃の選手が三倍の力だったそうです。ライフル射撃の選手は、引金を引く時、歯をくいしばり、微動だにしない体勢を作っているのでしょう。

咬み合わせは、運動能力を最大限発揮することや、精神を集中するためにも、非常に重要です。

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「癖や姿勢と不正咬合」

 

頬杖やうつぶせ寝などは、顎や歯列の形を歪ませて不正咬合を作り出したり、顎関節症の原因になります。

骨や歯は持続的な弱い力に反応して形や位置が変わります。(矯正歯科治療の原理なのですが)例えば、いつも右手で頬杖をつく癖があると、顎の形が左に歪んだり、右側の歯列が内側に押されて狭くなり、左右の奥歯の噛み合わせが非対称(交叉咬合)になる場合があります。

顎を後ろや上に押す力や歯列を狭くする力を掛ける生活習慣は好ましくありません。頬杖、下唇を巻き込んだり、下唇を咬む癖、指しゃぶり、うつぶせ寝などがこれに当たります。勉強机に向かう時頬杖をついていませんか?体操座りをする時顎を膝の上にのせていませんか?寝転がってテレビを見る時頬杖をついていませんか?その癖がずっと続くと咬み合わせがずれたり、顔が歪む場合も出てきます。

噛む回数が少ないと顎の骨や筋肉が弱く、顎の関節も鍛えられていないため、頬杖などの癖やうつぶせ寝の影響が出やすくなります。良く噛んで口の周りの筋肉や骨を鍛えるとともに、悪い癖はやめましょう。

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「顔の歪みと歯並び」

 

笑顔が歪んでいると感じた時、実際に顔面自体が歪んでいる場合もありますが、笑った口元から見える歯並びが歪んでいるため顔が歪んで見える場合もあります。

顔面の骨格が歪んでいる場合、治すためには手術が必要です。顔の筋肉のボリュームが非対称の場合、癖などを直すことである程度対称性を回復することは可能です。笑った時の唇の形が歪んでいる場合には、鏡を見ながら左右対称のきれいな笑顔を作るスマイル・トレーニングが有効です。
歯列の歪みがある場合、例えば、前歯が左下がりで傾斜して生えていると、下顎は右にずれているように錯覚します。実際に顔が歪んでいるか否かは、左右の眼の中心を結ぶ線に直交する線や、鼻筋から人中を通る線などを顔の中心線として設定し、確かめてみましょう。多少の左右非対称は誰にでもあり、程度の問題になります。

もし歯列の水平線が傾いていたり、前歯の軸が傾斜している場合は、矯正歯科治療で改善できる可能性があります。専門医に相談されると良いでしょう。

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